Ken Takakura|高倉健

映画を旅するAtoZ

高倉健の出るロードムービー、どれもよいよなぁ。

『無宿 やどなし』 斎藤耕一/1974

高倉健と勝新太郎共演。
刑務所を出所した男二人と若い売春婦の3人が海底に沈む財宝を探す。
ロベール・アンリコ監督の『冒険者たち』がベース。

 

『幸福の黄色いハンカチ』 山田洋二/1977

日本ロードムービーの金字塔だと思ってる。
舞台は北海道、刑務所を出所した男が途中で出会った若い男女と共に妻の元まで向かう。

夕張市には、ラストシーンを再現した施設、「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」がある。

主人公が出所した網走刑務所、「博物館 網走監獄」。
本物の網走刑務所にはもちろん入れないけど、こちらは見学可。

高倉健主演の映画「網走番外地シリーズ」、漫画「ゴールデンカムイ」の舞台でもある。

 

『単騎、千里を走る』 チャン・イーモウ/2005

舞台は中国雲南省麗江、石鼓村、土林
病気の息子の約束を代わりに果たすため中国へ行く。
まさかの中国でも刑務所シーンあり。

 

『あなたへ』 降籏康男/2012

富山、飛騨高山、竹田城、瀬戸内、下関、門司、平戸
高倉健、205本目の主演映画で遺作。
刑務所の指導教官が、亡くなった妻の遺骨を散骨するため、自分でDIYしたバンで妻の故郷に向かう。
旅の途中知り合ったキャンピングカーで旅する男(ビートたけし)と、日の沈む湖の畔でコーヒーを飲むシーン、いいなぁ。

亡き妻故郷、長崎県平戸市の薄香に行ってきました。

ポスターなどに使われてる冨永写真館は解体されたあとでした。

が、散骨で乗ったそよかぜ号はご健在。(2023.3時点)

高倉健とビートたけしの出会いの水くみ場。
ドライブインはあったけど、水くみ場はなくなっていた。(2023.10時点)

岐阜県高山市 飛騨高山おみやげ処 惣市(ドライブステーション板蔵)

 

北海道を旅行していると、高倉健出演の映画ロケ地に出会う。
まだ見ていない映画だったので、帰ってから見ようと帰宅後の楽しみができるのもよき。

映画『鉄道員(ぽっぽや)』の幌舞駅。

使われたのは北海道南富良野町にあるJR根室本線「幾寅駅」。
幌舞駅の看板がかかっているのが嬉しい。
駅舎内外には撮影時のセットが展示されており、15年ほど前の映画(1999年公開)なのに、他にも映画ファンらしき観光客が来ていた。

 

映画『駅』の舞台、北海道増毛町にはロケ地が点在。

 

映画『居酒屋兆治』。

函館、居酒屋があった金森赤レンガ倉庫。