『グランド・ブダペスト・ホテル』ロケ地巡り

海外
監督 ウェス・アンダーソン
製作国 ドイツ・アメリカ
製作年 2014年
あらすじ かつて栄華を誇るヨーロッパ最高のホテルの伝説のコンシェルジュが連続殺人事件に挑む
訪問 2016年11月

ヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国ズブロフカ共和国が舞台。

主なロケ地はドイツのゲルリッツ。
メンドル(外観)を始めとして街の中の様子、ホテル内部など。
また、チェコ最大の温泉地カルロヴィ・バリにあるホテルがモデルになってるとか。

ドイツ/ゲルリッツ

町全体がグランドブダペストホテルの世界みたいで可愛い。
ロケ地は、ウンターマルクト広場近辺に複数。

奥に見えるトンネルの横がメンドル。
実際の建物は、黄色かった。

ブリューダー通り:ゼロが新聞を買った新聞屋さんがあった通り

旧市庁舎:町からホテルへ行く登山列車入口のあったところ。

ホテルの中は、閉業したデパートにセットを組んだもの。
残念ながら、中には入れませんでした。

 

 

川を渡るとそこはポーランド。
蔦に囲われた可愛らしいレストランを見つけたので入ってみたら、映画関係者のサインが書かれた柱があって、テンションがますます上がる。
ポーランド風餃子、美味しかった。

レストランPrzy Jakubie

ウェス・アンダーソンのもあるよ。

ウンターマルクト広場

ゲルリッツは映画ロケ地として人気の街。

タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』でも。

本編ではわかりにくいけど、映画の中で作られた映画『国家の誇り』で、ダニエル・ブリュールが立てこもる塔と銃撃戦になる広場。

『グランド・ブダペスト・ホテル』でも使われていました。

 

ドイツ/ドレスデン

ドレスナーモルケライゲブリューダープフント(Dresdner Molkerei Gebrüder Pfund)

お菓子屋さんメンドルの店内は、実は牛乳屋さん。
世界一美しい牛乳屋さんと言われるお店はツアーバスも訪れる人気スポット。
だけど残念ながら撮影禁止。
なので記念に買ったポストカードで。

 

ツヴィンガー宮殿(Zwinger)

殺し屋に追われて逃げ込む美術館。
実際に美術館、アルテ・マイスター絵画館が入っている。

ラファエロの天使たちがいるのはここよ。

チェコ/カルロヴィ・ヴァリ

チェコ最大の温泉地カルロヴィ・ヴァリ。
あちこち温泉が噴き出していて、長期滞在型温泉療養施設もある。

ホテルのインスピレーションの1つといわれるグランドホテル パップ
実際に泊まれる老舗高級ホテル。

『007 カジノ・ロワイヤル』でもロケ地になってた。

ホテルの脇には、裏山に登れるケーブルカーがある。
山のどこかに、鹿?山羊?の像があるらしいのだけど、見つけられなかった。

 

ブリストル ホテル カルロヴィ ・ ヴァリ

 

他にもピンク色のホテル見っけ。

 

 

日本の温泉せんべいの元は、カルロヴィ・ヴァリの温泉ゴーフレットだという説もある。

 

同じく温泉の街、ハンガリー/ブダペストにあるダヌビウス ホテル ゲッレールトもインスパイアしたとか。

『グランド・ブダペスト・ホテル』の世界観どっぷりでテンション上げアゲアゲなロケ地巡りでした。
思い切って行ってよかった。

 

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